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オムニチャネルで最強の小売業を実現する方法

ショールーミングを売上増の切り札へ

 ある大型玩具店における親子の会話。おもちゃを手に「買って買って」とせがむ子供に対し母親が一言、「家に帰ってア○ゾンで買おうね」――。今まで小売業で問題となってきたショールーミング(実店舗で商品を確かめてから最も価格の安いECサイトで購入する購買形態)。これが最先端を行く小売業では「排除から活用へ」と動いているのです。そのキーワードは「オムニチャネル」。オムニ(Omni)とはAll(すべて)の意。顧客がさまざまなチャネル(実店舗、PC、スマホなど)といつでもどこでもつながっている状態を指します。「ネットと店舗を併用して購入する割合は約7割(2012年4月2日繊研新聞によるアンケート調査)」など、消費者はオムニチャネル体験ができる小売業で多くの買い物をする傾向があります。このような消費者へは「ショールーミングをも活用する実店舗とネットの併用戦略」が売上増の切り札となるのです。

買い物イメージ

ネット通販企業が実店舗へ進出?!

 オムニチャネルにおいて売上増のキーワードはO2O(オーツーオー:Online to Offline)。O2Oとはネット上で実店舗の在庫を確認できたり、ネットで注文して実店舗で受け取れたりという販売形態です。ネットから実店舗へ、実店舗からネットへと、顧客の送客が売上増につながります。いずれも「実店舗とネットの併用」が切り札です。ショールーミングの排除を検討する小売業がいる中、米国では実店舗へ進出するネット通販企業が登場するなど、O2Oが売上増の決め手となっているのです。

オムニチャネルで最強の小売業を実現する方法

 最近話題のキーワード「オムニチャネル・リテイリング」はO2Oをさらに一歩進め、顧客情報を統合することで顧客に最適な商品・サービスを提案するという概念。実店舗、PC、スマートフォン、タブレットなどの携帯端末、SNS、コンタクトセンターなどあらゆる顧客接点上での顧客情報、商品情報、在庫情報などを一元化することにより実現されます。これによって実店舗とネット店舗で相互にポイントを使えたり、実店舗で見つけた商品を後からネットでチェックしたり、ネットでの商品閲覧データを基に店舗で商品を提案(リコメンド)してもらえたりと、顧客にとって統一感のある高い利便性を提供できるようになります。これらO2Oとオムニチャネル・リテイリング、アイティフォーのソリューションで実現することが可能です。

オムニチャネルを実現するならアイティフォーへ

 アイティフォーがO2Oやオムニチャネル・リテイリングを実現できる理由は、小売業向けの基幹システム「RITS(リッツ)」とECサイト構築システム「ITFOReC(アイティフォレック)」の両方を保有しているから。双方のノウハウを生かすことで基幹専業やEC専業のSIerではできないことが可能となるわけです。両システムからアクセスされるデータベースが「統合DB」となり、顧客への一元化されたサービスの提供が可能となります。この統合DBによる、O2Oとオムニチャネル・リテイリングは、すでに首都圏の老舗百貨店や大手スポーツウエアメーカーなどで続々とご採用いただいています。

 実店舗を持つ小売業のオムニチャネルなら、まずはアイティフォーにご相談を。最強の小売業を実現するお手伝いをいたします。

関連ソリューション

ECサイト構築パッケージ「ITFOReC(アイティフォレック)」

小売業向け基幹システム「RITS(リッツ)

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