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サーバの組み上げ作業を飛躍的に効率化するリモートアクセスの秘策とは?!

サーバの組み上げ作業に頭を悩ませるSE

 サーバ、HDD、ネットワーク機器、アプリケーションなどさまざまな段ボールが大量納品されるSIerの組み上げ現場。個々の納品物が紛失しないための内部統制対策に加え、各営業所ではスペース確保が難しいことから、全国規模のSIerでは倉庫などに併設された「キッティングルーム」に集めての組み上げ、顧客納品が一般的です。ところがこのキッティングルームでの「組み上げ作業」は、SEの頭を悩ませるさまざまな問題を抱えているのです。

遠く離れたキッティングルーム

 そもそもの問題はキッティングルームとSEのオフィスが離れていること。いちいち行くことを避けるため「Windows標準のリモートデスクトップ」による遠隔操作がよく用いられる手法ですが、それでもSEがキッティングルームへ出向かざるを得ない問題が発生しているのです。ひとつはOSハングアップやサーバ電源投入直後のBIOSエラー。いずれもネットワーク接続を立ち上げることができず、リモート操作は不能です。従来型の「デジタルKVMスイッチ」や主要なサーバに搭載されている「サービスプロセッサ(IPMI=注1)」を用いた遠隔操作も可能ですが種々の制約事項が・・・。

さまざまな制約を抱える従来製品

  従来型のデジタルKVMスイッチが抱える制約事項は32ポートの製品でも「同時に操作できるのは最大8サーバまで」というもの。9番目以降のサーバはアクセスがブロックされてしまいます。一方、サービスプロセッサはサーバ1台毎に数万円という高額なライセンス費用が発生します。


<UMIQモジュール>

デジタルKVMスイッチの進化がすべてを解決

  そこで提案するのが従来型デジタルKVMスイッチから大きく進化した『Avocent Universal Management Gateway「UMG2000/4000/6000」アプライアンス』です。デジタルKVMスイッチ本来の特長である「ネットワーク接続が立ち上がっていない状況でもサーバにリモートアクセスが可能」なことに加え、40ポートの本製品は「40サーバの同時操作が可能」なこと。アクセスのブロックを発生させません。本製品ではサーバ側のLANポートを使わず、「UMIQモジュール(写真)」と呼ばれる接続機器を通じてサーバを本製品へ接続します。そして本製品を中継してサーバ側のキーボード端子、モニター端子、マウス端子を手元のPCまで延長し、あたかもサーバの前にいるかのようにコンソール画面を自席で操作できます。

UMG 1台でほとんどの機器のキッティングを可能に!

  リモートアクセスに必要な準備はキッティングルームにある「操作したいサーバ」の電源スイッチをONにするだけ。さらに、従来は別製品で提供されていた「シリアルコンソールサーバ機能」や「サービスプロセッサ管理機能」も標準で装備していますので、本製品1台でWindows/Linuxサーバに加えてストレージ機器やネットワークスイッチなどのシリアル機器のキッティングにも活用いただけます。

リモートアクセスなら経験豊富なアイティフォーへ

 本製品はキッティングだけでなく、外部データセンターなど離れた場所にあるさまざまなサーバやネットワーク機器の管理に使われています。人的コストの削減、迅速なメンテナンスなど用途は多種多様。効率的なサーバ管理を行いたいならぜひ経験豊富なアイティフォーにご相談を。お客様の状況に合わせて最適なご提案をいたします。

(注1)サービスプロセッサ(IPMI)とは個々のサーバに別料金で組み込む特別なチップ。ネットワーク経由でのリモート操作を可能とする

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