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小売業、売上を最大化する情報を見落としていませんか!?

年々変化する催事の消費

 もうすぐクリスマスイブ。街並みはすっかりクリスマス一色、高まる気分についつい財布の紐を緩めてしまいがちです。過ごし方も「アットホーム派」「一点豪華派」など多様化してきました。同様に2月14日のバレンタインデーは、家族や親しい人へ感謝のプレゼントを贈る日へと広がり、“男性からのお返しの日”ホワイトデー(3月14日)も年々過熱。先ごろのハロウィン(10月31日)も全国的なイベントとして拡大するなど、同じ催事でも前年とは異なる変化が起きています。

4月8日は何の日?

 ところで、4月8日は何の日かご存知ですか? 仏教の開祖お釈迦様の誕生日です。江戸時代は国民の祝日にも等しく、お寺ではウリ科の植物であるアマチャヅルを煎じた甘茶を仏像にかけて祝う「花祭り」が催されます。クリスマスのごとく全国民が喜び合っていいはずの日が、洋風の催事とは一転、影の薄い存在になっていますが、伝統ある日本古来の催事が忘れられたわけではありません。正月はもちろん、お歳暮、成人の日、節句、お盆にお中元と、まだまだ賑わいを見せます。

前年比といえば「同曜日」?

 いずれも小売店にとって重要な商戦期ですが、日ごろから変化する顧客消費をリアルに把握し、適切な予算管理を実行することが売上増の鍵となります。時代は変わっても予算の立案で重要な指標となるのは前年との比較。土曜や日曜など「曜日」に売上が左右されることから、前年の同月同曜日と比較するのが一般的です。しかし、もうひとつ重要な視点があります。それは「同日」との比較。例えば元旦や子供の日、勤労感謝の日などはその当日が休日のため、前年の同月同曜日と比較するのは不適当。ほかにも地域の運動会やお祭りなど前年に実施された「そのものずばりの日」と比較することが重要な指針となります。実はこの「前年同日」との比較機能を持たないシステムが世の中には多く出回っているのです。理由は長年の予算立案の歴史でそこまでの精度が求められなかったなど、過去の習慣にあります。そこまでの機能はいらないと思っている人も。

同日比較に特化した機能を持つRITS

 アイティフォーの小売業向け基幹システム「RITS(リッツ)」には、同日比較に特化した「対比日管理機能」が備わっています。「同曜日」と「同日」で売上が多い方の日を比較対象日とすることで売上を最大化する計画が立てられることになります。対象となる比較日は地域によって千差万別。RITSなら“この日と比較したい”という分析が、本部からでもお店でも設定ひとつで簡単に行うことができます。さりげないこんな機能を漏らさず搭載しているRITSなら蓄積されたデータを有効活用することができるというものです。売上を最大化する情報を有効活用したいなら、ぜひアイティフォーへご相談を。お客様の状況に合わせて最適なご提案を差し上げます。

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