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Amazonがライバル?
銀行が法人融資をコールセンターで開拓する秘策とは?!

ネットショップで「個人商店」を始める人が激増?

私たちの生活にとって欠かせないものとなったインターネットショッピング。最近では1千万円以上する豪華クルーザーや、遊園地のメリーゴーランドなどが売買され話題となりました。買い物をするだけでなく、自分自身が出店者となって商売を始める動きが広がっており、従来の楽天市場やAmazonマーケットプレイスなどに加えて、2013年に出店料と売上ロイヤルティを無料にしたYahoo!ショッピングが約19万の出店者(2014年9月時点)を集めるなど、「個人商店」を始める人たちが増加しているようです。商圏が限られていた地方の老舗企業であっても全国や海外への展開が低コストで行えるなど、あらゆる意味で可能性が広がっているといえます。

Amazonが銀行のライバル?

そんな中、少し前の話ですが、Amazonが「銀行」になったことが話題になりました。正確にはAmazon系列の融資会社からAmazonマーケットプレイスへの出店企業に対して、最大5,000万円までの融資を行うというもの。モール主催企業であるAmazonは出店企業の売上や在庫状況、事業の伸びまで把握することができるため、運転資金需要にタイムリーに対応できる強みがあるのです。楽天にも同様の仕組みがあり、Yahoo!ショッピングはジャパンネット銀行との連携を開始するなど、法人融資の多様化が加速しています。あらゆる商材でインターネットへのシフトが進む中、将来はモール主催企業が銀行のライバルとなる可能性を秘めているといえるのではないでしょうか。

法人融資をコールセンターで開拓する秘策とは?!

一方で、銀行側でも法人融資を拡大する新たな取組みが進んでいます。取引規模の小さな取引先や他の銀行がメインの取引先、過去の取引先などは、営業店の渉外担当者が頻繁に訪問できず、新規の資金需要があってもフォローしきれないという実態があります。そこで、これらの取引先への提案や情報収集、フォローコールなどを、銀行の本部に設置したコールセンターから電話で行い、良い反応のあった取引先に対して営業店の渉外担当が訪問するなど、効率的な案件発掘を図る動きが広がっているのです。ビジネスマッチングや専門家派遣、キャンペーン商品の案内など、様々な情報発信をセンターから行い、月1回程度のコールで関係維持やニーズの発掘を図ることができるなど、まさに取引先を開拓する秘策ともいえるものです。

アウトバウンドコールならアイティフォーへ

アイティフォーがご提供するBLOCS(ブロックス=Business Loan Center System)は、渉外担当者が頻繁に訪問しない取引先などへ、本部のコールセンターからコールを行い、効率的に法人融資(ビジネスローン)の残高拡大を図ることができるシステムです。条件指定により対象顧客リストの抽出を行い、抽出した顧客に対してアウトバウンドコールを行います。コールの際に必要な企業情報(代表者属性、取引状況、COSMOSのデータなど)を参照することができ、コール結果を元に営業店との連携を図るなど、顧客からの問合せ対応管理や、分析帳票の出力が可能です。本部集中のアウトバウンドシステムの構築はアイティフォーの得意分野。そのノウハウを含めて少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひアイティフォーへお問い合わせを。お客さまの状況に合わせた最適なご提案を差し上げます。

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