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小売業の方へ、冬物バーゲンに待った!冬物をプロパーで売る極意

その商品、まだ“店頭賞味期限”が残っていませんか?

季節の変わり目にはクリアランスセールがつきもの。今の時期、小売業の方はクリスマスセール、歳末セール、初売りセールと大売出しの準備に忙しいことでしょう。お客さんも人気のあるファッション商品を今なら買う気満々、財布の紐も緩みがち。ですが、考えてみれば12月、1月は冬物の旬。プロパーでも売れる“賞味期限”が残っているファッション商品も多いのではないでしょうか?

プロパー消化率向上のコツとは!?

新年の1月2日は、各地の百貨店にとって冬物クリアランスセールが定着した感がありますが、「あえてバーゲンはせず、売れる商品はプロパーで売ろう」と、セール開始日を後ろへずらして、プロパー消化率(定価で売れる率)の向上を狙う百貨店が出現しつつあります。取れる利益はしっかり確保しようという戦術です。でも、ファッション商品はナマモノ同然。売れ筋商品は、流行に大きく左右されます。コートひとつ取っても、ブランドは?色やスタイルは?となると見極めきれないのが、小売業の悩みと言えるでしょう。どうすれば、安売りに頼らなくても売れる商品を把握できるのか? それは“いま売れた商品は何か!?”を洩らさず把握することにあります。

取引先との情報共有で競争優位に立つ百貨店も

データを元に仮説を立てて検証し、売れ筋商品を揃えていく。買いたいものが並んでいる店にはお客さんも足を運び、自店のブランド力も高まります。ある百貨店では、日々の販売情報を取引先のアパレルメーカーに開示して連携を図ることで、その日に売れた商品が翌日には店頭に揃い、常に売れる商品在庫を確保する体制を整えています。もちろん、売れ残りそうな商品の過剰仕入れを防ぐ効果もあります。取引先にとっても、適正価格で売ってもらえて返品も無くなれば、積極的に売れ筋商品を投入するのが道理。データに基づき、自店で売れる商品をしっかり把握することが競争に勝つ要因となっているわけです。

必要な分析データを確保できます!

どの商品がいつまでに売れるのか、その仮説を立てるためのデータとして、さほどあてにはならないまでも前年同時期の実績が今シーズンの売上トレンドとなることは言うまでもありません。また、ファッション商品で重要なのは“コートの中でもこのコートが売れる”というミクロの視点。しかも、今日売れたものを明日店頭に並べてさらに売上を伸ばすという好循環が望まれます。そんな上昇スパイラルを導くための分析データは、小売業向け基幹システム「RITS(リッツ)」を用いれば、洩らさず確保することが可能です。月単位でしか売上状況を把握できないシステムと違い、当日はおろか、いま売れた商品をリアルタイムで把握できるのです。さらには、前年同時期だけでなく2年前3年前の同時期まで参照できるため、仮説の精度は高まります。もちろん、取引先との情報共有のシステム構築も容易です。プロパーでの売り切りに少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひRITSの資料請求を。お電話での問い合わせもお待ちしております。

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