ニュースリリース
日本アイデックス様からSIPベースのコンタクトセンターシステムを受注
〜迅速なサポート対応を実現するワンストップでのシステム提供が評価〜
株式会社アイティフォー
株式会社アイティフォー(東京都千代田区、代表取締役社長:東川 清)は、システム構築やデータ作成、データ処理、発送事務など様々なアウトソーシングソリューションを提供する株式会社日本アイデックス様(東京都豊島区、代表取締役社長:伊藤 良幸)からSIPベースのコンタクトセンターシステム、AX-i(アクシー・注1)を受注し、6月から32席で稼働を開始しました(注2)。同社では従来SIPベースの他社製システムを利用していましたが、システムリプレースにあたり最も大きな要件である「迅速かつ総合的なベンダーサポート」を主眼として検討した結果、製品提供からインプリメンテーション(注3)、保守に至るまでワンストップで提供するAX-iが選ばれたものです。従来のシステムで利用していたSIPベースのIVR(自動音声応答機能)編集ソフトと本製品は互換性があり、それも採用の決め手となりました。当社では50席前後の小規模拠点を保有するコンタクトセンター事業者を対象に、今後1年間で20社からの受注を目標とします。
迅速なサポート対応を実現、ワンストップでのシステム提供
同社が従来利用していたシステムでは、「販売会社」と「構築・保守会社」が異なっていたため、障害発生時や技術的な質問の対応に時間がかかるという問題を抱えていました。迅速なサポート対応を重視した同社では「シングルベンダーによるワンストップサービスの提供」が採用の要件となり、製品開発元としての技術・知識に加え、24時間365日の保守サポート体制を持つ当社が要件を満たしたものです(注4)。
SIP対応の互換性も評価
AX-iはSIPベースの他社製システムと基本的に互換性があります。同社が使い慣れていたIVRの編集ソフトがAX-iでも動作することが、採用の決め手のひとつとなりました。そのほかにもAX-iはIVR用音声合成ソフトの稼働実績を持つなど同社が要望している将来の拡張性に対応できることおよび受注後2ヶ月で稼働できる短納期も評価されました。
スキルベース・ルーティングを標準搭載
同社ではインバウンド(電話の受信)業務に本製品を利用します。ACD(着呼の自動配信機能)の基本機能として、空き時間の長いエージェントから順番に電話をつなぎ応対効率を高めることができ、さらにエージェントごとにスキル設定を行い、顧客の希望要件にあわせて最適なスキルを持つエージェントへ振り分けるスキルベース・ルーティングも標準搭載されています。顧客の属性に合わせて、接続させるエージェントを指定するデータベース・ルーティングを設定することも可能です。
コンタクトセンターに必要なすべての機能を標準搭載
AX-iには上記のACDに加え、音声応答により発信者に操作を促すIVR、通話録音、各種統計レポートの作成機能などコンタクトセンター業務に必要なすべての機能が標準搭載されています。
- (注1)
- AX-iはAdvanced Customer Relationship Over Sip System for Innovationの略です。頭文字「ACROSSI」の「CROSS」を「X」へ置き換えてAX-iと表記しています。SIP(Session Initiation Protocol)とはインターネット電話などで用いられる、通話制御プロトコルの一つです。コンタクトセンター構築の標準プロトコルとして採用が進んでいます。SIPを利用することにより、従来高度な技術と知識が必要だった電話とコンピュータのアプリケーション連携が容易になります。
- (注2)
- 受注金額は非公開です。オンプレミスでの納入となります。
- (注3)
- インプリメンテーションとはソフトウエアや各種機器などをコンピュータに組み込んでシステムとして使えるようにする作業のこと。実装とも呼ばれます。
- (注4)
- 標準の保守サポート時間は平日9:00〜17:00。必要なサポートレベルに応じて最大24時間365日対応まで選択可能。当社では80名以上のサポート要員を有しています。
株式会社アイティフォーの概要
- 代表者 : 代表取締役社長 東川 清
- 本社所在地 : 〒102-0082 東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
- 事業内容: システムインテグレーター(システム構築)
- 東証第一部(4743)
- 電話 : 03-5275-7841(代表)
- URL :https://www.itfor.co.jp/
報道機関からのお問い合わせ先
株式会社アイティフォー 広報部
- 電話: 03-5275-7914
- E-mail: kouhou_ml@itfor.co.jp
ニュースリリースの文章や画像データはご自由にお使いください。