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震災後、脚光を浴びる無線アクセスシステム

震災後、脚光を浴びる無線アクセスシステム

 東北地方を始め深刻な被害をもたらした東日本大震災。携帯電話の通信設備も甚大な被害を受けました。電話が全く通じない中、各通信キャリアでは数千人規模による復旧活動が続けられました。被災地において当社が通信機器を納入していた某通信キャリアも約2万ある基地局の内19%が被災。特に深刻だったのがライフラインの光ファイバーです。大量のデータ通信が可能な光ファイバーは基幹の通信インフラとなっていることから複数の通信キャリアが複雑に入り組みながら共同利用するケースが多く、一度、ケーブルが切れてしまうとその復旧には数ヶ月単位の期間を要してしまいます。このような復旧活動においてにわかに脚光を浴びたのが「無線アクセスシステム」です。

無線を利用して、途切れた通信をすみやかに復旧

 携帯電話基地局に被害が無い場合、途切れた光ケーブルの代替えに無線を用いることですみやかな復旧が可能となります。事実、被災地の主要な基地局では短期間で設置が可能な、衛星を初めとする無線通信が早急な復旧を助けました。


<被災地の衛星アンテナ>

ケーブル敷設が難しい場所でのさまざまな伝送手段に

 この無線通信、災害利用だけでなく、高所やビル間ネットワーク、離島、過疎地での通信、監視カメラの伝送手段としても活躍しているのです。
アイティフォーが提供する無線アクセスシステム「Airmux(エアーマックス)」は高速・大容量の通信が可能で免許不要の5GHz帯製品です。1対1の通信で100万円からという低コストを実現しています。ケーブルの敷設が難しい場所、例えば公道をまたぐ施設、広大な駐車場、高所、ビルオーナーからケーブル敷設の許可を取得できない場所などにおいて短期間で伝送手段を構築することができます。通常、穴を掘ってケーブルを敷設するには1メートル1万円かかると言われており、LANの場合はさらに100メートルごとにリピーターの設置が必要なことから、敷設距離が長くなるほど本製品の優位性が高まります。


<Airmux 400>

高速・長距離伝送で離島の監視も!電波干渉も自動回避

 監視カメラに利用する場合、メガピクセルカメラで1台あたりの利用帯域は約1.5Mbpsです。最大250Mbpsの伝送量を持つ本製品は100台以上のカメラ接続が可能となります。最大60キロメートルの到達距離を持つことから離島の監視も容易です。また5GHz帯の中で使用する周波数を自動的に変更する機能により、電波干渉による通信トラブルを自動回避します。

 今、注目を浴びている無線アクセスシステム。少しでも興味があれば、ぜひアイティフォーへお声がけを。お客様の状況に合わせ最適な提案が可能です。

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