RPA 業務自動化ソリューション(NICE RTSシリーズ)

RPAお役立ち情報03 RPAは時代が求める救世主。その背景とは?

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掲載日:2017年7月7日

RPAお役立ち情報03RPAは時代が求める救世主。その背景とは?

労働環境において、大きな期待が寄せられているRPA。その背景にあるのは、労働人口の減少、働き方改革の推進において、課題解決となる労働生産性の向上を実現するカギとしての期待です。RPAの持つ社会的な影響力を取り上げてみます。

このRPAツールが求められている根底には、何があるのでしょうか。

大きな課題となっているのは、労働人口の減少です。日本の人口の構成が今、少子高齢化となっていることはご存知でしょう。減っているのは60代前半くらいまで、65歳以上の人口は逆に増えていく傾向にあります。人口学の観点から見ると、65歳以上の高齢者率が人口全体の7%を超えると「高齢化社会」、14%以上になると「高齢社会」と呼ばれます。すでに20%を超えている日本の高齢者率は伸びる一方で、2020年代に入ると30%の大台に乗ると予測されています。少子化で人口そのものが減るということは、そのまま労働人口の減少という事態に直結します。その労働人口は、2013年時点から2030年までにおよそ800万人以上が減少すると見られています。(野村総合研究所の発表より)

2017年4月、大卒求人倍率が1.78倍となったことをリクルートワークス研究所が発表しました。これは、前年から0.04ポイント上昇したことになります。企業の採用意欲の高さを表すものでもありますが、その背景には圧倒的な人手不足が要因となっていることは言うまでもありません。 こうした働き手の減少は、経済規模や労働市場の縮小に直結する問題です。国の経済指標であるGDP(国内総生産)で見ると、労働人口が減少するということはGDPも減少するというのが自然な見方です。要素となるのは労働人口、労働時間、労働生産性で、その掛け算がGDPであると言えます。いずれかを増やさなければ、GDPを引き上げることはできません。そうしたなかで、政府は2020年ごろまでにGDPを600兆円に引き上げるという目標を掲げています。その“肝”は、モノのインターネットと称されるIoT(Internet of Things)や、その環境下で発生する多種多彩なビッグデータ、第3次ブームを迎えた人工知能(AI)、そのAI技術をともなったロボットといった先進のテクノロジーを要素とする第4次産業革命の実現にあります。つまり、労働人口が減少するなかで、RPAなど先端技術を駆使して生産性を向上しようというわけです。

同時に、企業単位でも働き方改革の重要性が高まっています。企業の多くはスタッフ層の減少にともない、高齢者の雇用や派遣社員の活用、サテライトオフィスやテレワークなど、これまでとは働き方も大きく変容しています。終身雇用や正社員の男性中心といった過去の雇用では、スタッフの労働力で収益を上げてきましたが、より効率的に収益を上げる仕組みづくりが急務の課題となっています。ここでも、カギとなるのは先端のテクノロジーです。作業を自動化することで、これまで依存していた労働力を抑えても生産性を向上する仕組みが実現できることになります。

こうした背景から、業務の自動化をかなえるRPAに俄然注目が集まっているわけです。RPAは、ルーティンワークにとどまらず、すでに複雑な業務フローにも対応できるようになっています。