自治体向け債権管理ソリューション
自治体向けBPOサービス(民間委託サービス)
徴収業務を効率化実現へ業務システムと専門知識を持つ人材の一括提供で、収納率をアップ!
税や国保などの徴収についてこんなお悩みはありませんか?
文書催告、電話催告、滞納者の財産調査…。徴収業務は多岐にわたるため、手つかずの滞納案件が溜まるばかり。収納率も低下気味…。
- 電話催告の民間委託を検討中。しかし、催告専用のシステムの導入までは予算化が難しい。
- 業務を民間委託をしているが、なかなか人材が定着せずノウハウが蓄積されない。
- システム導入後、環境が変化したため、システムが現状とそぐわないものになってしまった。
- 電話催告については、相手に接触しやすい平日夜間や休日の人員確保が難しい。
システム導入の効果(導入事例:宮城県仙台市様)
導入初年度から収納率約22%アップ!
平成22年には政令指定都市で最下位だった国保収納率が、令和2年度には第1位を達成。
平成24年の業務開始から比較すると総括(現年+滞繰)収納率が21.8%向上。

システムとオペレーターを一括提供「アイティフォーのBPOサービス(民間委託サービス)」とは
※BPO(business process outsourcing)とは、業務プロセスを外部に委託することです。専門企業に任せることで、業務の効率化や高品質化等が期待できます。
- システムとオペレーターを一体型で提供。コストも抑えられます。
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催告の民間委託において最大の成果を出すには、人材委託会社・テレマーケティング会社とシステム提供会社の連携が不可欠です。「CARS自治体向けBPOサービス(民間委託サービス)」においては、自治体様は人材とシステムを一括して調達できるため、両社をつなぐ負担が発生しません。また、別々に調達するよりコストを抑えることができる上、初期費用は一切かかりません。 ※別途費用が発生するケースもあります。
- 常に、システムを最大限に活用できる人材をご提供します。
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通常、人材委託会社・テレマーケティング会社は他案件を含めた人材活用を念頭に置いているため、優秀な人材ほど定着率が低くなり、ノウハウが蓄積されません。本サービスでは、システムを最大活用してパフォーマンスを高めることを主眼に置き、人材を確保してサービスをご提供します。
- 常に、最新のシステムをお使いいただけます。
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通常であればシステム導入後、機能のバージョンアップには追加費用がかかります。本サービスでは、法改正や税制改正に伴う改変はもちろん、機能面の改変も常時行います。月額使用料をお支払いいただくだけで、常に最新のシステムをお使いいただけます。
- 自治体様の求めるあらゆる業務時間に合わせて、人材を配置します。
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自治体様の開庁予定などに合わせて、人材を配置。「日曜日の午前だけ」「平日の昼間から夜間にかけて」など短時間・長時間の勤務もフレキシブルに対応いたします。
アイティフォーならでは!BPOサービス(民間委託サービス)の6つの特長
- 文書と電話の催告により、早期の自主的な納付を促します
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収納率向上において重要な要素は「早期納付」です。従来、マンパワーの関係で対応が難しかった文書催告および電話催告をタイムリーに行うことにより、現年滞納者を中心に早期の自主納付を促進。長期滞納者の発生を抑制します。
本サービスで使われるシステムは、アイティフォーが金融機関向けに提供する債権管理システムがベースになっています。アイティフォーは昭和58年に日本初の債権督促を行う「オートコールシステム」(延滞債権管理システムの前身)を開発して以来、回収ノウハウを蓄積し、システムの完成度を高めてきました。収納率を確実に上げることができるのは、そうした背景があるためです。早期納付!
- 庁内利用型・庁外利用型、どちらにも対応します
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BPOサービス(民間委託サービス)は、お客様のニーズに合わせて「庁内利用型」と「庁外利用型」どちらにも対応いたします。庁内利用型は庁舎内の専用スペースを利用して、窓口対応も含めた催告業務を請け負います。庁外利用型は庁舎外に場所を用意し、万全なセキュリティの下、催告業務を請け負います。
庁内利用型のメリット
- サーバーやPCなどの設備は、当該自治体様専用のものを設置・使用
- 職員の皆様の目の届くところで業務を遂行
- 窓口対応もカバー
庁外利用型のメリット
- 業務スペースや什器・備品の確保など、面倒な準備は一切なし
- 平日夜間や休日の業務でも、職員の皆様が常駐する必要なし
- センターは複数の自治体様で共同利用することもでき、さらなるコスト減が可能
- オペレーターは専門教育を受けた当社社員です
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オペレーターのスキルが、収納率を大きく左右します。アイティフォーのBPOサービス(民間委託サービス)では、催告センターでのマネジメント経験が豊富な当社社員(「COPC-2000規格」の有資格者など)がスーパーバイザーを担当し、税や料に関する教育、催告業務の運用研修、システム操作研修、話法研修、コンプライアンス研修などを実施。徹底した教育により、高いパフォーマンスを発揮する人材が従事します。
※COPCとは米COPC社(Customer Operations Performance Center, Inc.)が定めるコールセンターやBPO業務のパフォーマンス改善モデルです。一般的には「COPC-2000規格」や「COPC規格」と呼ばれ、全世界で活用されている業界規格です。資格試験で合格した者に個人資格が認定されます。
COPCについて詳しくはこちら>> 【株式会社プロシード>COPC 認証】
専門教育を受けた人材
- さまざまな業務を補助。職員の皆様の負荷を軽減します
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調査書の作成やデータの入力など、日々膨れ上がる業務を補助します。その結果、書類作成などに多くの時間を割かれていた職員の皆様は、公権力の行使を伴う業務に専念することができます。
業務補助で、負荷を軽減!
- 初期費用は不要、トータルコストを削減できます
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アイティフォーの自治体向けBPOサービス(民間委託サービス)は、初期費用が不要。システムと人材を一括提供できるため、トータルコストも削減することができます。また、通常であれば機能のバージョンアップには追加費用がかかりますが、月額使用料をお支払いいただくだけで、常に最新のシステムをお使いいただけます。 ※別途費用が発生するケースもあります。
催告業務の調達時
システムのトータルコスト
- 効率的な架電で業務効率アップ&省力化します
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過去の通話記録をデータベース化することで、電話がつながりやすい時間帯や電話先へ効率的に架電。文書出力が簡易に行えるほか、ワークフロー形式で進捗管理・期日管理が自動的に行えるなど、催告に必要な一連の業務を効率化します。架電業務においては、効率化+省力化のためのさまざまな仕組みが盛り込まれています。
▼機能の一例
日々の催告対象者について、最適な振り分け・抽出/催告書や納付書の出力と効率的な文書作成/架電件数、約束件数や約束履行率などの統計・分析資料の出力、エクセルでのデータ加工/オペレーターの権限設定や操作ログ管理など、セキュリティの実現効率的な架電!
- オプション データ分析により、アプローチする滞納者を絞り込みます
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ビッグデータを分析することにより、収納率のさらなる向上をご提案します。限られた時間の中で収納率を確実に上げるには、過去の実績から徴収難易度が低い人を割り出して、優先的にアプローチするのが一番の近道です。「市税のみ滞納している滞納者」「国保のみ滞納している滞納者」「市税と国保を両方滞納している滞納者」など、滞納者のデータをさまざまな切り口で分析し、アプローチする滞納者の絞り込みを行います。さらに、継続的に分析を行って施策を検討することにより、収納率アップの好サイクルをつくることができます。
※データ分析は別途有料となります。
自治体様の徴収業務
BPOサービス(民間委託サービス)で省力化!
「早期の自主納付を促進→早期納付→長期滞納の未然防止」という好循環を生み出します。
徴税吏員ならではの業務に専念!
特定健診の受診勧奨にも
各自治体が実施している特定健康診査は、平成29年度までに自治体の受診率を60%まで上げることが目標に掲げられていますが、受診率が10%台前半に留まる政令指定都市も存在するなど、受診率は低迷しています。アイティフォーの自治体向けBPOサービスでは、税や国保の徴収業務に加え、電話や文書による特定健診の受診勧奨も請け負います。
アイティフォーの歩み
昭和47年創業のアイティフォーは、昭和58年に日本初の債権督促を行う「オートコールシステム」(延滞債権管理システムの前身)を開発して以来、金融機関向けのパッケージソフトを多数提供してまいりました。現在、金融機関向けシステムは、地方銀行ほか金融機関、サービサーなど370を超えるユーザー様にご採用いただいています。特に延滞債権管理システムは、地方銀行においては70%を超える圧倒的シェアを獲得しています。本サービスで使われているシステムは、民間におけるシステム構築を通じて培われた高度な回収ノウハウを結集して開発されたシステムです。
研究会を定期開催

日澤邦幸徴収実務研究舎と専属コンサルティング契約締結
政令指定都市徴収業務に約30年従事した経験を持つ日澤邦幸徴収実務研究舎の日澤邦幸氏と、当社の自治体向け事業において専属コンサルティング契約を締結しています。これにより当社は同氏の知見やノウハウを活用し、当社のBPO担当者の教育を強化しお客様サービス向上に努めるほか、セミナーや営業活動を通して自治体様の業務改革へのご提案・ご支援活動にこれまで以上に注力してまいります。